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スクールに通って苦労したこと
建築士の資格を取るために業界ではその名も高き「日建学院」に通った。
先ず学科の為の講習。
試験は7月下旬に行われるので講習開始は最低年頭から。
前年度の不合格者は自主的かつ継続的に講習用のビデオを観に通うものも居る、らしい。
最初は週一ペースの講習だが試験日が近づくと様々な模試や追加講習があって次第に回数が増える。
それにつれて出席率は下がる。
自分も仕事しながらの通学であったため恐らく出席率は50%以下だったと思う。
結局その年の試験は大変難しかったらしく平均点もぐっと下がったおかげで何とか学科はギリギリ合格できたのだが、その学科試験の合格発表が行われるのは9月上旬。
実地(製図)試験は10月上旬。
準備期間は約1月程度しかない訳でそれでは到底間に合わない為、学科試験受験後まもなくしてその発表を待たずして製図の講習が開始されるのだ。
期間約2ヶ月半。
最初はまだ試験課題すら発表されていない為様々な図面を兎に角沢山描く。
しかしそれはとても大変な事で、実際必要になるのかどうかも判らない練習を1月以上続けるのだから並大抵の精神力ではない。
従って学科試験合格発表がされて試験課題も公示されないと本腰入れて取り組む気も起きないのだがそれが大きな落とし穴。
常日頃から手書きの作図など行う事は殆どないのだから制限時間内に描き上げる事などましてや課題通りの建物を設計する事などほぼ無理。
結局出席率50%を切ってしまったその年。
製図で落第した自分は翌年、心を入れ替えほぼ100%出席、150%宿題提出という偉業を達成し、一級建築士免許をGETすることに成功したのである。
学費は優に100万を超えたが・・・。
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